日本語を学ぶ中国人大学生が競う「第17回全中国選抜日本語スピーチコンテストの本戦(決勝戦)が2024年3月12日に東京で開催された。8つのブロックに分けて行われた中国での予選には232校から3万3401人の学生が参加。今回のスピーチテーマは「日中平和友好条約締結45周年-私のメッセージ-」「DXで私の暮らしはどう変わる?」。半年かけて行われた中国各地の予選を勝ち抜いた16人が、日頃の日本語の学習成果を競った。優勝の栄冠を手にしたのは浙江工商大学の肖瀅瀅(しょう・えいえい)さん。夢に登場した、作家・宮沢賢治と、DX(デジタルトランスフォーメーション)社会を語り合ったスピーチを披露した。
事前にテーマが与えられたスピーチ(①計50点)とその場で出題される
「即興スピーチ」(②計50点)の2つの合計点(100点)で競う。
①【スピーチテーマ(1つを選択)】
「日中平和友好条約締結45周年 ー私のメッセージー」
「DXで私の暮らしはどう変わる?」
②【即興スピーチ(1つを選択)】
「孤独は快適ですか、ストレスですか?」
「自転車にも運転免許があるべきですか?」
【採点方式】
2つのスピーチの合計100点満点で競う
テーマスピーチ(5分) | 即興スピーチ(2分) | |
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発音・イントネーション | 10点満点 | 10点満点 |
文法・語彙 | 10点満点 | 10点満点 |
内容・構成 | 20点満点 | 20点満点 |
表現力 | 10点満点 | 10点満点 |
※外部の中国のサイト「学堂在線」にリンクしています。
賞 | 氏名 | 大学名 |
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JFE特別賞 | ハースル·カイラッテベク | 西南民族大学 |
ナカタケ特別賞 | 張楽揚 | 安徽師範大学 |
日本航空特別賞 | 李雯 | 四川外国語大学 |
審査委員特別賞 | 杜晗熠 | 清華大学 |
曾檪瑾 | 中国海洋大学 | |
張玥 | 大連外国語大学 | |
胡洋 | 天津外国語大学 | |
陸湘雪 | 安徽大学 | |
呉乙晴 | 西安外国語大学 | |
胡耘瑋 | 蘭州大学 | |
劉銀霞 | 広東外語外貿大学 | |
梁瑞麟 | 広西師範大学 | |
廖沢恵 | 南昌大学 |
最も印象に残ったテーマスピーチ賞 | 張楽揚 | 安徽師範大学 |
最も印象に残った質疑応答賞 | 汪皓楠 | 北京外国語大学 |
氏名 | 肩書(当時) | |
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審査委員長 | 林佳世子 | 東京外国語大学学長 |
審査委員 | 泉裕泰 | 元外交官・大使 |
渡邊園子 | 日本経済新聞社常務執行役員 | |
康上賢淑 | 鹿児島国際大学教授(日本華人教授会議代表) | |
周異夫 | 北京外国語大学教授 | |
陳多友 | 広東外語外貿大学教授 | |
張瓊瓊 | 中華人民共和国駐日本国大使館教育処一等書記官 |
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